Tuesday, March 27, 2007

ほいくえん


今週いっぱいで、ioの保育園生活は終わる。

長かったような、短かったような。

けれど、彼女の成長ぶりを振り返り考えると、これだけ確実に時を刻んだ4年間って今までの(自分の)人生になかったように思える。あっという間、とは言えないずっしり感があるのだ。

それにしても、母親になるつもりが全くなかった私にとって、保育園には本当に助けられた。しかし、それは子を預けて仕事を続けられたからという訳ではない。(もちろんそれも助かったのだけど。)子育てについて考えたことがなく、自分=母親という構想がイマジネーションになかった私に、子供をどうしたらいいのか、どうさせたらいいのかを教えてもらえて、前向きになれたからである。他に頼れる人が身近にいたりすれば別かもしれないが、自分の場合、保育園がなければ、こんなことをどこでだれに教えてもらえただろうか。

こういうことを書くべきではないことはわかっているけれど、私みたいな人間って他にも沢山いるのではないだろうか。で、私の場合はラッキーだったけど....

Tuesday, March 20, 2007

ioカメラとパパカメラ

Wednesday, March 14, 2007

by io



Saturday, March 10, 2007

フッ素をぬられた

io、下の前歯が二つともぐらぐらしている。

臆病でオーバーに痛がりやだから、怖くって指でぐらぐらさせることもしたがらない。
だから抜けずに、下から歯が生えてきてしまっている。

昨日、ふざけていて誤って彼女の口元に腕をガ〜ンって当ててしまったら、片方の歯が外に向って、直角になってしまった。大パニック。このままでは危ないし、ここまできたら抜いてしまった方がいいことを説明して、近所の歯医者に連れて行った。しかし最初は納得していたのに、いざ歯医者の椅子に座ると、再び大パニック。お医者さんは、このままにしておきましょう、といって抜くのは断念。

気がついたら、勝手にioの歯にフッ素をぬっていた。

これだから困るんだ、日本の医者は。私の歯が現在ぼろぼろなのは、自分が小さい頃に度々フッ素をぬられていたからだと確信している。
いまだに、当然のこととして、医者では親に確認もしないでフッ素をぬるのか?
がくぜん。

Tuesday, March 06, 2007

感動泣き

以前も書いたかもしれない。
ioは涙もろい。すぐに感動泣きするし。

2歳にとき、クマのコーデュロイ(日本では [くまのコールテン君] という題名らしい)という絵本が短編映画化されたものを見たあと、うるうるして震える声で、「That was a good movie....」(いい映画だよぉ...)といって、涙をぽろり。へぇ、こんなちっちゃい子がねぇ、と思った。

夜寝る前に読んであげる本がなかったので、本屋さんで [もうひとりぽっちじゃないよ] という本を買ってきた。真冬の八ヶ岳に捨てられ、食べるものもなく凍傷になってしまった猫を優しい女の子が家に迎え入れて、猫は何年も幸せにその家で暮らし、終わりには死んでしまう、というお話し。

読み終わるとioは号泣。悲しい?と聞くと黙ってとうなずく。どこが悲しかった?と聞いてみると「死んじゃったの?」と言う。そうか。でも、死ぬとき幸せだったんだよ、猫。人も動物もみんないつかは死ぬんだけど、その時に幸せなのはいいことだよね、と話してみた。そのあと、しばらく考えていた。