Friday, October 24, 2008

じてんしゃ

昔のちびまる子ちゃんのエピソードで、3年生にもなったまる子がまだ自転車に乗れない、というものがあった。

きっとioもそうなっちまうんだろうな、3年生でも乗れないかもな、と心配していた。

以前にもその地獄的マイペースな様子を書いた気がするが、彼女は周囲の評価や友だちに言われることをまったく気にせず生きている、ある意味幸福な人間だ。別にどう思われても平気らしい。

4歳の時に補助輪付きの自転車を近所のお姉ちゃんにいただいたけれど、臆病なioは練習するのが怖くて、5歳になっても、6歳になっても、7歳になっても乗れるようにはならなかった。私もめんどうだし、あまりプッシュもしなかった。

ところが最近、自分でも自転車に乗れないと困ることに気がついたようだ。親の自転車の後ろに乗せてるのはそろそろ違法だし危ないし重くて怖いし。

おたふく風邪がやっと治ったと思った日曜日、あいおは自転車の練習をする、と自ら言い出して出かけて行って、サムも私もついて行った。なかなかコツをつかめないio。すると、同じクラスの女の子が2人やってきて、応援してくれた。『下見ないで、前見て!』『こいで、こいで!』と一生懸命。しばらくすると、彼女達も飽きたのか、公園に行こうとioを誘う。サムも私もホッとして『いいよ、行っといで』と言ってそそくさと家に戻った。どうせまだまだ乗れるようになるわけないし、わたしたちもいいかげん退屈してた。

そろそろ暗くなってきて雨もぱらぱら降って来た時、サムがioを呼びに行った。最初、誰がioの自転車を乗り回しているんだろうと思ったら本人だった。1時間ぐらいで覚えてしまった。友だちが公園へ行ってからも特訓してくれて、すぐに乗れるようになったらしい。

友人のRがいつも言ってるけれど、
『友だちパワーには勝てないね。』
ほんとだ。

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