tooth fairy

io、やっと上の前歯が一本抜けた。２本ともぐらぐらしていたが、彼女は積極的にぐらぐらサセナイので、ぽろっと落ちるまで待つ人間なんだ。それでも毎回、いちいち大騒ぎな出来事なのである。

私は小さいころ、ぐらぐらしている歯にイライラして、テレビの漫画で見た、歯に紐を巻いて、逆の端をドアノブの結びつけて、「バタン！！」と勢いよく閉めたら歯が抜ける方法を試みたことを覚えている。全然ダメだった。

自分と娘は性格がちがうなぁ。

今日はスキストのライヴ。大好きな高円寺のアングラ・レコード店「円盤」で。いつものように、ioと仲良しのシッターのヒロコに来てもらって、楽しくすごしたらしい。あ、ちなみに、歯が抜けました、」と何気なく言って帰った。大騒ぎなんてしなかったらしい。

今度抜ける時も、ヒロコが来てたらいいなぁ〜。さぁ、今夜はtooth fairy（歯の妖精）が来てくれるかな。

FBI ＆ブリッヂ

最後のFestival Beyond Innocence (フェスティバル・ビヨンド・イノセンス)が終わった。

Ioは大阪の会場のブリッヂが大好きで、もう行くことはないと説明したら、怒り出した。いつも親にくっついてばかりいるIoは、ブリッヂだとなぜか、まったく気兼ねなしに、混雑した会場の中（今回は最後だけあって、４日間で1300人以上の動員だった）をうろうろして、観客（もちろん大人）の中で新しい友だちを作ったり、他に３、４人いる子供たちと遊んでエンジョイしているのだ。このフェスティバルの特殊な空気と大阪の特殊な雰囲気が子供にはやさしいからだ。

最後だから、どうしたって過去１２年間を振り返ってみてしまう。懐かしい人に久しぶりに会えた。みんな、ものすごく変わった（自分も含めて）。そして、このフェスティバルのお陰でこの１２年間で日本の即興演奏のレベルと、しなやかさが飛躍的にアップしたことを確認。