Wednesday, September 13, 2006

美術館

ioは保育園を休んで、おばあちゃんと私と一緒にうらわ美術館へ展覧会を見に行った。絵本作家のJosef Wilkonという人の作品を紹介していた。Josef Wilkonの絵の世界は非常に個性的で、動物や人間に対する愛情に溢れていて、以前からすごく惹かれていたが、実際の彫刻や原画を見ているとそれが本当にダイレクトに伝わってきて、感動した。

ioは美術館は赤ちゃんのとき以来初めて。最初のうちは楽しんで、「お〜い」と叫んでるようなかっこうの2匹の大きなエリマキトカゲの彫刻の前で私と一緒にそれを真似したりでよかったが、その後一点一点ゆっくり見ている私のペースではつまらなくて不機嫌になってきた。その上、ある彫刻に近寄り過ぎたのか、美術館の人に注意された。触っちゃいけないことはioだって解っているので、ioは自尊心を傷つけられたらしい。確かに、かわいい動物をできるだけ近づいて見たいのは当然のこと。きっと作家自身だって触って欲しい、と思って作ったような気もするし。そして、何かに怒ってついに私のことをぶったので、叱られた。これで2回もパブリックな場所で(彼女的には)屈辱を与えられたため、それからはずっと膨れっ面。この日は私もイライラしていて、せっかくの楽しい美術展を満喫できなかった。ため息。美術館は、まだ無理なんだろうか。でも、後から反省した。前もってioに十分説明して、美術館というシチュエーションをもっとビジュアライズできるようにしておくべきだった。また、行ってみたいと思う。

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