Thursday, February 01, 2007

訳詞としもやけ

変わった仕事が入って来た。
ある日本人のシンガーの友だちが、別の友だちに作詞を依頼。でも英語で歌いたいから、上がった日本語の訳詞を私に依頼してきた。

訳詞はよく受ける仕事なので それ自体は珍しくないが、曲もメロディも出来上がっていて、そのメロディに日本語から訳した英詞をぴったりはめ込まないといけない。この作業は、日本語の原詞に忠実にしようと思うととてつもなく大変なものだ。元の日本語の詞を書いた人は英語もよくできるんだが、それでも、例えば日本文をそのまま英文に翻訳した場合、通常は語数が増え、従って音節も多くなることを殆どの人は知らない。訳詞して、はめ込んで、字余りをどうするか何時間もかけてskypeで相談。1週間かけてようやく完成。次は、私が仮に英語でカラオケの上にお手本の歌を英語で入れて録音。歌う人が本番の録音までにそれを繰り返し聴いて、練習できるように。最後に、本番レコーディングに私も立ち会って、英詞のコーチングをして、発音を直したりする。これが昨夜終わった。

訳に3日間続けてかかった。その間、ほとんど畳の上でちゃぶ台のコンピュータに向って座りっぱなし。とても冷え症な私は、気がついたら足の指に感覚が無く、氷のように冷たくなっていた。霜焼けの1つ手前の状態:真っ赤に腫れ上がって痒くて痛いのに感覚がない。英語だとchilblainsという名前がちゃんとあるのに、日本語の訳語がない。ホメオパシーのマテリア・メディカにはちゃんと載ってた。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home