Friday, October 13, 2006

なに言ってるのか、わからない

帰国してioを連れて久々に近所の公園に行くと、友だちのちかちゃんがあそんでいた。ioは大喜び、「ちかちゃ〜ん!」と叫んで走って行くと、ちかちゃんも「ioちゃ〜ん!」と喜んで寄ってきた。
ioがちかちゃんに「いっしょにあそぼ!」と言うとちかちゃんは「いいよ!」と返事をしてくれたのだが、ちかちゃんは幼稚園からのともだちと既に遊んでいたのだ。

その友達はioを見て、
「その子、どこの子?」と聞く。
ちかちゃん「お友達。」
ともだち「日本語話せるの?」
ちかちゃん「話せるよ!」
io「話せるよ!」
ともだち「なに言ってるのか、わからな〜い!」

私「日本語できるんだよ。一緒にあそばない?」
その子「日本人じゃないから、わからない」

ますますioはへこんだ表情をしているし、そこで私も諦めるべきなのだろうけど、どうしてもその子の言っていることを確かめたかった。たったの6歳で、もうこんなに狭くてカタイあたまだなんて。
「この子、日本人なんだよ。だけど、君は日本人じゃない子とは遊ばないの?」
「遊ばないよ。だってなに言ってるのか、わかんないもん」

私。思わず「ふ〜ん。つまんないの」と言ってしまった。
近くにいた親たちは私の言葉におどろいた様子だった。

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